牛乳パックの再生

 

牛乳パックは、主にトイレットペーパーやティッシュペーパーなど家庭紙製品に再生されています。1kg約30枚で5個のトイレットペーパーができますので、牛乳パック6枚で1個のトイレットペーパーができることになります。

 

その他、キッチンペーパー、フラットファイル、紙トレー、紙紐、うちわ、各種パッケージなど牛乳パック再利用製品の種類は、年々増えてきています。そのほとんどに牛乳パック再利用マークがつけられ、アイテム数も400以上に上っています。

 

変わったところでは、「手すきの葉書」を作るというものもあります。これなどは自宅でも出来ますので、自分なりの葉書を作ってみるのも楽しいでしょう。

 

まず、水洗いして切り開いたパックを2枚に開き、上に重石をして、石鹸水に1日漬けます。両面のツルツルしたポリエチレンを剥がし、取り出して細かくちぎったパルプ15gと水500ccを一緒にミキサーにかけます。広浅の容器にパルプ液を流し込み、「すき枠」を使ってパルプが均一になるようにすくいます。

 

すき枠をはずして、もう1枚の金網ではさんで水気を切ります。最後にアイロンで乾かします。始めのうちはタオルなどで挟んだまま乾かし、ある程度水分がなくなれば直接アイロンを当てましょう。こまめに裏返しながらパリパリに乾くまで当てると、きれいに仕上がります。